源氏物語を読んでみる

曇り。


↑16.2℃ ↓12.0℃  南南東 3.3m/s


昨日泊まった人は元チャリダーだった。
今はもう乗っていないが、家にはまだある。

またマイブームが来れば乗るかも、と言っていた。

しかし東京などでは、あきらかに自転車の波が来ているという。

休日ともなれば、都内の自転車道路には多くの愛好家が自転車を走らす。
出勤にも自転車を使用する人が増えたらしい。
もうこの流れは止められない。

さようなら!車社会。

僕のスターレット号を手放してから昨日でちょうど一年になった。
車のある頃からほとんど乗っていなかったので、特に不自由はない。
ただ故障や車検、保険などの金銭的負担がなくなったのは気分がいい。

こういうのを何と言うのだろうか?

車社会からの開放。
CAR FREE?
チベットフリーのような?
よくわからん。



ドナルド・キーンさんがNHKクローズアップ現代に出演して
日本との最初の出会いは、英訳された「源氏物語」だった、と語っていた。

千年も前に、このように感性豊かな物語を書いている日本人への興味。



普通の日本人がそうであるように、僕らもちゃんと読んでいない。


やよいのリクエストで図書館に源氏物語を借りにいく。

寂聴と読む源氏物語

寂聴と読む源氏物語


源氏物語 巻一 (講談社文庫)

源氏物語 巻一 (講談社文庫)

源氏物語の現代語訳。


「今、様々な世界遺産が取り上げられております。お城とか寺院・神社、または名園とか、山の道とか海辺とか世界遺産になっています。しかし、そういう遺産は、一たび天災が起きるときれいな自然も壊れます。・・・・・所詮それは物ですから・・・しかし、多くの遺産の中でそういう被害を絶対にこうむらないものがあります。それは小説、書かれたものです。
日本にはいろんな文化遺産がありますけれど、最後に何がただ一つ残るかといいますと、私は源氏物語だと思います。」