文字の大きさ
晴れ。
南西の風8m/s
気温+6.3度 最低−2.3度。
春採生協までチャリで買い物に行く。
途中の坂道で小学生(2年生くらい)の男の子と並走になる。
おっさんと並走はイヤなのか、立ちこぎでギアをトップ近くにして先に行ってしまう。
「さすがに子どもは元気だなあ」
と思っていると、程なく自転車を降りて押して歩き出した。
ギアのやり方がわからないのか?
しばらくして追いついたので
「ギアを軽くしてゆっくりこいだ方がいいよ」
と関西のおばちゃんのような口出しをする。
「なんじゃこのおっさん!?」
みたいな顔をしたが、その後、素直にギアを入れなおしてこぎ始めた。
道で知らない人に声をかけられたら無視して逃げるか、防犯ブザーを押すことをおしえられている小学生に声をかけるのは勇気のいることです。
昨日の新聞記事の「レベル7になった」という文字の大きさを見て思い出した馬がいる。
テンポイント
流星の貴公子と呼ばれた。
トウショウボーイ・グリーングラスとTTG時代の名馬。
海外遠征の費用をまかなうため(あくまでもウワサだが)
真冬の京都競馬場で当時としても無茶苦茶な負担重量66.5kを背負って走るも
4コーナーで骨折。
そのまま安楽死を獣医は勧めるも、ファンの気持ちといい訳をして馬主、調教師は治療を選択した。
結果は残酷なもので、一ヶ月以上の過酷な闘病生活の後500キロ以上あった馬体重は300キロまで激減し3月5日死亡した。
死亡の報道はNHKもトップニュースとして伝えたとある。
僕も毎日の報道に一喜一憂した。
(今思えば平和な時だった)
そのテンポイントの名前の由来だが
「新聞に10ポイントくらいの活字で載れるように」
ということだった。
10ポイントというと、かなり控えめな文字の大きさだったと思う。
本題の「レベル7」の見出し文字の控えめだったこと。
問題は大いにあると思うが
新聞紙上でことの重大さを感じる目安として「文字の大きさ」がある。
今回の東日本大震災の文字は見開き一面の大紙面だった。
(駒大苫小牧が優勝した時も同じ・・・なのが気にはなるが)
ことの重大さから言うと「レベル7」の見出し文字は小さすぎる。
多分新聞社の中には、この措置にかなりの不満を持っている記者・編集者も多かったのではと推測される。その思いを伝える手段として「海外のメディアはどこもトップ記事として伝えている」と報道した。