命を頂く
霧。
秋の、このような春霞のような日を何と表現するのだろう。
気温6.9度 最低マイナス2.4度。
昨日の日記は題名も付けずに終わった。
しっかり書くチャンスを逸すると、もういいかこのくらいで、とやめてしまった。
題名は日記を書いた後につける。
書き始めてから何を書くかを考える。
でもやはり、今日はコレについて書こう、と思ったときはスムーズに書き進む。
当然だが・・・。
以前五十石の宿主に「シャトゥーン」をお勧めしたところ
「これもいいよ、読んでみたら」と言われた本。
図書館で借りた。
半年ぶりの図書館。
相変わらず図書館の人たちの対応が素晴らしい。
そこら辺のリゾートホテル(そんなに行っているわけでもないが)の従業員などの対応より、よほどいい。
釧路のリゾートホテルのような図書館を体験してみませんか!
なんて、言い過ぎか?(笑)←あまりこれは付けたくない・・・。
で、図書館で借りた本。
- 作者: 久保俊治,1700
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/04/20
- メディア: 単行本
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猟師の話。
鹿、熊などの猟で生計をたてている。
山に入り、ベースキャンプをつくり、そこを拠点に獲物を追う。
鹿や熊の身になって行動する。
しとめた獲物はその部位の美味さを最大限に生かすために
順序に手際よくさばいていく。
それが「生きた命を頂く」ことに対してのルールだと言う。
しとめた鹿をさばく場面で、凍えた手を内臓の中に入れて、「最後の暖かさを頂く」という箇所があった。命の体温さえもありがたく頂く。これによって自分が生きさせられている、という実感。